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| 動画撮影のモード |
ある人がこう言った。「eggyって静止画も撮れる動画カメラだよね」と。ある人とは私であるが、eggyの楽しみのほとんどは動画にある。eggyから動画を取ってしまうということは、天ぷら屋で「エビ天定食、エビ抜きでお願いね」と注文するのと同じである。
さて、eggyは2つのサイズの動画が撮影できる。160px×120pxと320px×240pxだ。160px×120px時にはLP・ノーマル・ファインのそれぞれのモード、320px×240px時にはファインモード固定となる。
この中で、現実的に使えるのは160px×120p/ファインモードになるだろう。このモード以下の画質は結構厳しいし、320px×240pxではフレームレートが低いので「動画感」に欠ける上、Webで配信するにはファイルサイズが大きくなりすぎる。
動画に馴染みがない方のために簡単に説明しておくが、動画は連続した静止画で構成される。速い速度で連続した静止画を表示すると画が動いているように見える。教科書のスミに描いたパラパラ漫画を懐かしむ方もおられるだろう。
このパラパラ具合を表すのがフレームレートだ。fpsという単位で表示されることが多いが、これは1秒間に何枚のフレーム(静止画)を描画するかを表す。日本のテレビであれば30fps、映画(フィルム)は24fpsだ。
話を戻そう。160px×120p/ファインモードもそれなりにデータは大きいが、ADSLやCATVなど、最近普及が著しいブロードバンド回線上では、サーバーがボトルネックにならない限り楽に再生できる。
また細い回線用にデータを圧縮する場合、元データの品質が低ければ圧縮に耐えられない。後々のことを考えた場合も、160px×120p/ファインモードで撮影しておくのがベストだ。
カタログを参考にすると、それぞれのモードでのデータレート、フレームレートは以下のとおりとなっている。fpsの他にKbpsという単位が出てくるが、これはKbit/secondのことである。ISDNであれば64Kbpsというアレだ。
| モード |
データレート |
フレームレート |
160px×120px・ファインモード
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約210Kbps |
約10〜15fps |
| 320px×240px・ファインモード |
約510Kbps |
約 4〜7.5fps |
eggyで撮影する動画のフレームレートは状況によって可変する。スポーツなどのように画面変化の大きなものや、暗い場所での撮影ではフレームレートは落ちる。また、CFカードの状態によっても記録時の動画がガクることがあるようだ。
さて、実際にカタログスペック通りのフレームレートが出るのだろうか。
320px×240pxについては、最低の4fpsから良くても5fps程度しか出ない。かなりカクカクした映像になる。
160px×120pxは平均してだいたい12fps程度は出ているようだ。やはりこれぐらいのフレームレートがなければ「動画感」は味わえない。
能書きばかり垂れていて実際に動画を見せないというのも訝しげに思うだろう。まずは同じソースを、160px×120px、320px×240pxのそれぞれのモードで撮影したファイルをご覧いただきたい。
なお、これらのファイルは211Kbps、512Kbpsという高データレートのファイルのため、ADSL、CATV、FTTHや会社の高速な専用線でないとマトモに再生されない。あるいは512Kbpsのファイルなどはサーバーがボトルネックになって再生が追いつかないかもしれない。
このような場合は、リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」(Macはボタンを長押しして「リンクをディスクにダウンロード」)してから、ローカルファイルを再生して欲しい。
今後も、もし再生が途中でつっかえてしまうような場合は、すかさず右クリックを活用しよう。このクラスのデータレートになるとブロードバンドコンテンツとなってしまうので、ISDNなどのレガシィ回線でのリアルタイム再生はできない。
余計なお世話だが、この際、価格の下がったADSLを導入してはいかがだろうか。例えばフレッツであれば、ADSLとISDNの価格差は500円(2001年10/1以降は200円)しかない。しかしそのスピード差は20倍以上もあるのだ。
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